シン・とある派遣生の中国探訪記〜ハケタン〜

中国で働き始めたとある派遣生。誰かに教えたくなる小ネタを中心に“リアルな中国の日常”をお届け!

【中国の生活】脅威の身体能力!上海雑技団を見てみよう!

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今回は上海雑技団の様子をご紹介いたします。雑技の本場中国で行われている演技はどのようなものなのでしょうか?早速見て行きましょう!

上海雑技団とは?

中国では、約2000年前から雑技の文化があったといわれています。古くは敦煌の壁画にも雑技を披露している絵が残っているのだそう。時代や地域によっても大きく異なる雑技ですが、現在の上海雑技が完成されたのは1950年ごろ。国が上海、北京、天津、武漢にそれぞれ雑技団を置き、その後は外交にも役立てられていったそう。(出典:https://www.shanghainavi.com/special/5034455

公演を見に上海へ

「雑技」は現在ではいくつかの流派・団体があるようですが、今回は最も有名な?「時空の旅2」を観に行きます。会場はこんな感じ。↓入口には衣装の展示が。

↓観覧席とチケット代は下記の通り。円状の配席なのでVIP席でなくとも十分楽しめます。今回は事前指定のないA席チケットを購入。半額の290元(≒5千円)くらいで観覧することができました。

↓講演は40分2公演。「雑技」というだけあってさまざまなタイプの演出があります。いずれにも共通するのは身体能力の高さと、何度も練習を重ねたであろう精巧な動き。日頃運動していない筆者には畏れ多いものばかり。

公演映像もどうぞ

↓映像では迫力は半減ですが・・・動画もどうぞ。

まとめ:雑技団を観て文化に触れよう

今回は上海雑技団についてのご紹介でした。実際に公演を見てみると、どの演技も精度が高くあっという間の時間を楽しめました。写真・動画ではなかなか迫力が伝わらないのが残念ですが少しでも雰囲気を感じ取っていただけると幸いです。

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それではまた!再见!

本日のハケタンつぶやき

中国に来て3ヶ月が経過。中国は本当に「大きく」この国のことを真に理解するには程遠いことを痛感させられます。それと同時に、自分は日本のこと(政治経済宗教など・・・)を本当に分かっているのか?とも感じたり。頭がこんがらがった日曜日になりました。

【中国の車事情】日本との違い?トヨタのお店へいってみよう!

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今回は中国のトヨタのお店について。日本との違いはあるのでしょうか?

外資系正規ディラー豆知識

中国で活動する外資系メーカーが生産・販売を行う際には、中国企業との「合弁会社」を作る必要があります。トヨタ、日産、ホンダなど日系メーカーはもちろんのこと、ドイツ御三家(ベンツ、BMWアウディ)や米国メーカーも中国企業合弁会社を設立しています。なお合弁会社を設立せずに生産・販売を行う唯一の独資メーカーがテスラになります。

早速トヨタのお店へ

トヨタは中国国有自動車企業である「中国第一汽車集団」と「広州汽車集団」の2社とそれぞれ合弁企業を設立しています。前者が「一汽トヨタ」、後者が「広汽トヨタ」になります。今回は「広汽トヨタ」のお店へ行ってみました。

店内内観

↓入口はこちら↓入店してすぐのところに電気自動車(BZ4X)の宣伝パネルがありました↓BZ4Xを購入すると無料で充電スタンドを設置してくれるキャンペーンも開催中↓広い店内にはハイブリッドの説明パネルや用品展示もありました。↓社外ホイールの展示も。

展示車両も見ていこう

ここからは展示車両を見ていきます。よーく見るとあることに気づきます。

↓ヴェンザ・BZ4Xカローラ・カムリ ハイランダー・ヴェンザ↓ワイルドランダー・フロントランダー

展示車を見て分かる通り、圧倒的に「白色」の展示車が多いことが分かります。日本だと、カタログカラーを展示することも多いですが、何故このようなことになっているのでしょうか。理由としては・・・

①車体が大きく見える:白は膨張色のため車体が幾分大きく?見えます。車もメンツが大切です。 ②夜間の見えやすさ:無灯火ミニバイクや歩行者との事故リスクの低減 ③修理のし易さ:街の修理店(正規DRLでの修理以外)で修理の際に部品の色合わせや調色の手間が少ない

↓価格は全てタブレットで確認するスタイル。紙カタログには値段の記載がありません!

その他

最後にメンテナンス関係のご紹介。通常の整備プログラムもありますが日本と決定的に違うサービスがあります。それがボデーフィルム。

↓ボデーフィルムの広告。擦れや飛び石、日常の汚れからボデー外板を守ってくれます。先日ご紹介したように中国ではウィンドウフィルムを施工するのはごくごく一般的ですが、それと同時に、ボデーフィルムの施工も実施することもしばしばあるそうです。このお店での価格は20万円!決して安くはない価格のため購入する車両の価格帯によって施工の有無が決まっているようです。30万元(=600万円)以上の車を購入する場合はボデーフィルムも施工する率が高いとか。

まとめ:日本と同じ点・異なる点

今回は中国のトヨタのお店のご紹介でした。 展示車の選び方やメンテナンスサービスの違いなどをご理解頂けたのではないでしょうか。ちなみに、日本のお店とは違い、店員さんは積極的に声掛けはしません。そのため、来店しているお客さんは皆、かなり自由度が高く(電話をして映像を繋ぎながら、など)品定めの時間を過ごしていました。ここら辺はなかなか説明しづらいところですので今回は割愛します。

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本日のハケタンつぶやき

展示されていたヴェンザ(中国版ハリアー)を見て思ったことが一つ。日本で売っているハリアーでは塗装されないRrバンパー部分まできっちり塗装され質感が高く仕上がっているのです。これは大羨ましい。            

【中国の車事情】運転免許を取得しよう!日本との違いは?

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今回は中国自動車免許の取得方法についてご紹介します。中国本土では国際免許証の使用ができないため運転免許を新たに取得する必要があります。日本とのルールの違いはあるのでしょうか?試験問題を見ながら勉強していきましょう!

運転免許基礎知識

中国の運転免許区分は下記の通り。いわゆる普通自動車運転免許一種はC1(MT)、C2(AT限定)に相当します。取得にかかる費用は1,100円くらい。内訳は顔写真(10元)・身体検査の紙(8元)・試験代(30元)・免許発行代(10元)。意外とリーズナブル?です。

↓中国の運転免許証区分

C1・C2を受験する場合、日本の運転免許証があれば技能試験は省略可能です。学科試験として「科目一」と呼ばれる試験を受けることになります。「科目一」合計100問(2択40問・4択60問)に対して90問以上の正解すれば合格です。

試験問題を解いてみよう!

今回は模擬試験から合計10問(2択5問・4択5問)を出題します。現地の細かい知識問題は極力排除しましたので日本との違いを感じつつ(?)解いてみてください。9問以上正解すればセンスありです。1問ごとに問題の答えを用意しましたのでゆっくりスクロールしながらトライしてみてください。 引用元:驾照考试(https://mnks.jxedt.com/

Q1.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:日本と同じルールですね。

Q2.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:横断歩道に歩行者が確認できます。標識に「停」のマークがありますので「停車」して譲ることが必要ですね。

Q3.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:水が流れる区間を走行する場合は「停車して周囲の状況を確認」してから走行を開始することが必要です。

Q4.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:右折は丸い信号の影響を受けません。安全確認し右折可能です。

Q5.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:図中で合流してきたA車はB車を避けていません。

Q6. 【設問の翻訳】:登録済みの小型乗用車の所有者が変更登録の申請をしなくてもよいのは次のうちどれか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:変更登録しなくてもよいのはBだけ。中国では日本と異なりC「車体の色を変える」場合も変更登録の実施が必要です。意外な盲点かも?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q7.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:事故後の逃亡に対して非常に厳しい罰を与えられる場合があります。「一生」再取得できないのは衝撃です・・・。

Q8.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:事故後の逃亡はNGです。

Q9.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑解説:身分証明書を持っていなくても運転免許証を保有していれば問題ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q10.↑解説:設問に記載の通り、人身被害がなく事故原因と結果に対して異論がなければ、「当事者間で解決(示談)」するのが中国流です。

まとめ:運転免許証は交通事情を理解するための第一歩

今回は中国の運転免許事情についてご紹介しました。軽微な事故は当事者間で解決することや、場合によっては一生免許を再取得できない、など、日本と異なる点があり、その国の交通事情を少しだけ理解できたように感じました。

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中国の運転免許更新ペースは、問題がなければ、6年、10年、そして「一生」となります。一生免許更新しなくていいとは・・・。免許制度は各国ごとに全く似て非なるものなのだと感じました。

【中国の車事情】脅威のお客様目線!NIOのサービスとは?

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前回のバッテリー交換サービスに引き続き今回はNIOが提供するユーザーフレンドリーなサービスについてご紹介いたします。NIOのサービスとはどのようなものなのでしょうか。

バッテリー交換を更に高付加価値なものにするクラウドサービス

NIOでは車両バッテリー残量・充電ステーション混雑状況・交換用バッテリー在庫状況を常にモニタリングしています。そのため、ユーザーがバッテリー残量を不安に思い、充電(あるいは交換)したいな・・・と思った場合も即解決。車載タブレットを通じて最適解を提案してくれます。具体的には下記の3ステップです。 ①車両ナビで充電ステーションを検索(音声もOK!)。 ②混雑状況を考慮しながら周辺のステーションをナビより提示。バッテリー交換ステーションを選択する場合は各ステーションの充電済み電池の在庫状況まで調べて提示してくれます。 ③バッテリー交換ステーションを選択する場合は仮予約で枠を確保してくれます。実際にバッテリーステーションへ近づくと(200m圏内)、自動で決済が行われ、入庫次第バッテリー交換が始まります。

↓NIOクラウドのイメージ。各ステーションの使用状況や電池残量が一元管理されています。

このクラウドでの一元情報管理とドライバー運転特性把握(機械学習?)を組み合わせ、長距離旅行の際にもナビから最適な充電プランを提案してもらえます。

↓目的地を設定すると・・・↓航続距離(残バッテリー)状況に合わせて最適な充電タイミングを事前に提案。不安なくドライブを楽しめます。

バッテリー本体の性能も厳しく管理

NIOではユーザーが定期的にバッテリー交換へ訪れることを利用してバッテリー性能のモニタリングと不具合予兆のあるバッテリーの回収を実施しています。 これにより下記2つを実現します。 ①バッテリー不具合による事故発生の未然予防 ②バッテリー耐久設計最適化 特に②は、他メーカーと異なり車両の一生を想定したバッテリー保証設計を実施する必要がなくなるため余計なコストを削ぎ起こすことが可能になります。お客様にとっても常に性能保証されたバッテリーを積んで走行できるのは安心に繋がりますね。

↓不調バッテリー診断イメージ ↓不調バッテリーを交換。

費用はどのくらい?

このバッテリー交換サービスにかかるコストは車両のファーストオーナーであれば月4〜6回まで生涯無料になります。1回の交換あたりの航続可能距離は500km程度ですので通常の使い方であれば十分だと思われます。いわゆる「燃料代」が車両本体価格にに含まれる格好になるため日々の維持コストを気にしなくて良くなります。

なお、更なるバッテリー交換サービスを希望する方には約2万円で15回/月or1000kWh電力追加のオプション設定もあります。

まとめ:バッテリー交換を気軽に使える制度設計

今回はNIOの自動バッテリー交換サービスを更に価値あるものにしてくれる自動検索&予約システムやバッテリーモニタリングについてのご紹介でした。 このシステムを下支えとしてバッテリー交換システムをお客様に効率的に使ってもらい、顧客体験を最大化させているのですね。

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どこまでもお客様目線に実直なNIO。春節などで長距離移動をする際には通常より大容量のバッテリーパックへの差し替えサービスも用意しているとのこと。もちろん課金制ですが、お客様のニーズをしっかりビジネスに繋げています。

【中国の車事情】脅威の技術!NIOの”バッテリー交換サービス”とは?

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今回は中国BEVメーカーの一角を占めるNIOが提供するバッテリー交換サービスについてご紹介いたします。世界中を見渡しても数少ない「バッテリー交換サービス」とはどのようなものなのでしょうか。

充電についての基礎知識

一般に、電動車の充電方法は大きく3つに分けられます。 ①外部給電:AC/DCスタンドや給電専用車による充電 ②内部給電:ブレーキ回生やソーラーパネルなど車両側で生成したエネルギーによる充電 ③本体交換:車載バッテリーそのものを丸ごと交換 ①・②は各社凌ぎを削って取り組んでいる一方、③のサービスに取り組んでいる第一人者がNIOになります。一体、どのようなサービスなのでしょうか?

NIOは3つの充電サービスを提案!

本題に入る前にNIOの自社サービスをご紹介。NIOは下図の3つの充電方法を提案しています。今回は割愛しますが、バッテリー交換サービス以外の残り2つのサービスも進んでいます。例えば左のPower Chargerでは最大500kWのDC充電を実現しており充電時間の短縮を実現。日本の一般的なDC充電スタンドは150kW充電ですので如何に高出力な充電を実現しているかが伺えます。

↓(左)Charger(中)Swap(右)Mobile

バッテリー交換ステーションを見てみよう

実際のバッテリー交換ステーションがこちら。実に1,400以上の特許技術を取得しているそう。建屋内の黄色線枠内に駐車し1台ずつバッテリー交換を行います。早速このサービスの見所をご紹介していきます。nio

↓見所①:バッテリー交換ステーションへの入庫は自動運転で実施可能。白線枠内に駐車すればあとは自動で入庫してくれます。枠線の中に止めるだけですのでバック駐車が苦手なユーザーからも好評だとか。ただし、道路の矢印表示と反対向きに止めると自動駐車が作動しないので要注意。

↓見所②:駐車位置の自動修正。入庫した際に駐車位置が多少ずれていても左右から出てくるパッドで自動調整。ホイールが傷つきそうですが、クッション入りで傷つかないようになっていると思われます。

↓見所③:バッテリー交換オペレーション。駐車と車両位置合わせが完了すると床下が自動で開きバッテリー交換が開始されます。↓バッテリー交換のたびに使用されるネジもバネの入った特殊な構造をしています(真偽は定かでありませんが、このネジにも20個以上の特許が入っているとか・・・)。 見所④:超短時間。バッテリー交換作業にかかる時間はわずか3分。電気自動車の雄テスラでさえ専用のチャージャーを使っても満充電までは30分以上かかります。 見所⑤:乗降不要。AC/DC充電と異なりこのサービスを使えば車両から降りる必要がありません。駐車〜バッテリー交換まで全て車内で過ごせます。天候を気にせず過ごせるメリットは絶大です。

まとめ:バッテリー交換サービスは他に類をみないサービス

今回はNIOの自動バッテリー交換サービスについてご紹介しました。現在では都市部を中心に中国全土に1,300箇所以上設置されています。当然地域差はあるとは思われますが、ガソリン車と比べ大きな課題の一つである給電時間の長さを「バッテリー交換」というアイデアで見事に解決しています。誰しも頭の中では想像できるアイデアかもしれませんが、それを具現化し、ユーザーに対して実際にサービス展開する実践力に驚かされました。 詳しくはNIOのHPをご覧ください。https://www.nio.com/nio-power ↓記事掲載時点での充電ステーションマップ。沿岸部には自社充電インフラ網がかなり整備されていることが分かります。

[caption id="attachment_856" align="alignnone" width="1024"] NIO[/caption]

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このバッテリー交換サービスは、交換する設備や車両などハード側ももちろん凄いのですが、スムーズで安定的なバッテー交換サービスを実現するためのユーザーフレンドリーなサービス・システムにも多くの見所があります。次回はそちらにフォーカスしてお届けしたいと思います。

【中国の生活】世界に6店舗だけ!スタバ焙煎工房に行ってみた!

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今回はアジア圏で初めて出店されたスターバックス リザーブ® ロースタリーをご紹介いたします。”街のスタバ”とどう違うのでしょうか?早速見ていきましょう!

スターバックス リザーブ® ロースタリーとは?

ロースタリーの名のごとく、自家焙煎設備を備えた店舗を指しています。現状、世界にたった6店舗しかないレア店舗で、上海店は2017年に、本場シアトル店に続いて世界2番目に出店された店舗だそう。中国でのコーヒー需要が伺えますね。

[caption id="attachment_823" align="alignnone" width="1024"] Visit Starbucks Reserve[/caption]

早速店舗へ向かいます。上海市街の一等地に店舗を構えたこのお店の外観はこの通り。2F建ての店舗ですが世界最大級だけあってとにかく大きい。

↓入口はこんな感じ。重厚感があります。

↓店内に入ると左手には「Princhi®」のパンコーナー。通常店舗では食べられない豊富な種類のパンが並びます。

↓右手には早くもお土産コーナーが。ここでしか手に入らないグッズが満載です。

↓そして、正面にはお待ちかねの焙煎コーナーが!世界中から届いた生豆をその場で開封し店内焙煎〜パッキング詰めまでの一連の工程を丸々みることができます。希望者には見学ツアーも用意されています。筆者は時間がなくツアー参加を断念。

↓1Fにはもちろん飲食スペースも。焙煎の香りを感じながらゆっくり過ごせます。

↓ここからは2階へ移動します。入口にはお洒落ラウンジが。

↓2Fには自社紅茶ブランドのTEAVANA®や、

↓バーコーナー(MIXATO)もありました。

↓せっかくなので料理も注文。ショーケースには普段は見かけないメニューが並びます。

↓散々悩みに悩み、下記を注文。2Fにもロースタリーが設置されており焙煎シーンを眺めながら食べられます。値段はお高めでしたが、貴重な体験になりました。

まとめ:アジア初の店舗は伊達じゃない!

今回は世界に6店舗しかない、ロースタリー併設店舗のご紹介でした。普段のスタバはとは異なる、ブランドの世界観を存分に味わえる店舗でした。日本では、東京・目黒にロースタリー店舗が出店されていますので、気になる方はぜひ足を運んで見てください!

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この日のお会計は・・・軽食とコーヒー、ケーキ合わせて6,000円・・・。大変贅沢な価格のため、次回この近くに来た際は、きっと向かいの”ノーマルスタバ”に行くことになりそうです笑

【中国の生活】キャンプブーム到来!? vol.2

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今回は中国でブームを迎えつつあるキャンプ市場についてご紹介。vol1.に続き、今回はキャンピングトレーラーにフォーカスしてご紹介いたします。

トレーラーとは?

vol.1でご紹介した「キャンピングカー」と異なり、自走はできず、乗用車で牽引されるキャビン仕様のみになっているものを「トレーラー」と呼びます。欧州では「キャラバン」の名で親しまれています。

この「トレーラー」のメリットとしては、なんと言っても室内空間の広さ。運転席がないため空間がとっても広い!他のメリットとしては、車検整備を受けなくて良い、一旦目的地に着いたら牽引車両から外せるためその後の牽引車単体での小回りが効く(スーパーへの買い出しなどで便利)といったことが挙げられます。トーイング(牽引)文化のある欧州では8割がこのトレーラータイプとも言われています。

中を見てみよう!

それでは、早速トレーラーを見ていきましょう!

まずは「HOBBY(ドイツ)」のトレーラー。1,500kg以下の中型タイプから、1,500~2,000kg程度の大型トレーラーが展示されています。↓2輪タイプの大型トレーラー↓室内はこんな感じ。この広さがトレーラーの魅力ですね。 ↓価格は約1,200万円。ドイツ製ブランドですので、流石に良いお値段します。

上記のほか、イギリスブランドのトレーラーも多数展示がありました。現状、このサイズのトレーラーは欧州からの輸入タイプが主流のようです。

中国で製造しているトレーラーの展示もありました。魅力はこの価格。なんと150万!サイズも大きすぎず、現実的なトレーラーかもしれません。ちなみに、欧州へ年間1,000台ほど輸出しているそう。

振興BEVメーカーも参戦!?

中国の振興BEVメーカーNIOの車両展示もありました。展示と言っても、トレーラーの展示ではなく、トレーラーを牽引するための車両の展示になります。NIOは昨年初めてES7にトーイングヒッチの設定を追加しました。これから来るキャンプブームに備えて早くも動き出してきたのでしょうか。↓実際にトーイングヒッチを装着しトレーラーと繋いで展示してあります。↓少しマニアックネタも。車両を下から覗きこんでみると・・・Rrバンパーにスリットが入っていることが分かります。トレーラを牽引しないときは、このスリット部をつたってヒッチをバンパー内部へ収納できる構造になっているのです。見た目にも嬉しいスマートな車両になっていますね。

こんなタイプのトレーラー(?)も

展示会場で一際大きいトレーラーも発見。明らかに窓も大きい・・・。

実はこのトレーラー、常時牽引するタイプではなくキャンプ場に常設する置き型トレーラー(?)なのだそう。トレーラーを持っていない人でも気軽にトレーラー泊を楽しめるコンセプトなのですね。↓室内はこんな感じ。快適に過ごせそうです。

↓時間がある方は動画もチェック!

まとめ:キャンピングトレーラーも熱い!

今回は中国のキャンピングトレーラーについてのご紹介でした。現状では欧州メーカーのキャビンを輸入したり、それをベースに改造することが多いようでしたが、需要が高まるにつれ現地メーカーによる専用トレーラーが開発・販売される日も遠くないかもしれません。機会があれば、ぜひ乗ってみたいと思います。

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展示会会場の隣にあった小さな建屋。何やら記念撮影をしている人が・・・

近寄って見てみると、318ROUTEの文字が。これは上海〜西藏(チベット)をつなぐ、一生に一度は必ず行かなければいけない、界隈では有名な道なのだそう。5,000km超えの長さが中国の広さを痛感します。筆者もこの夏、チャンスがあれば訪れてみたいと思います。