【中国の食事情】初見では注文不可能?〇〇麺を食べよう!
今回は中国で最も難しい漢字?を使った麺料理をご紹介いたします。
この漢字、読めますか?
さて、下記のこの漢字。読めますでしょうか?実は日本でもここ最近コンビニなどでも発売されているアノ料理です。ちなみに筆者は全く分かりませんでした。
・・・・・
正解は・・・「ビャンビャン麺」(biangbiangmian)でした。初見ではまず無理ですね。発祥は中国内陸部のとある省ですが、現在では中国全土の他、海外へも展開されている料理のようです。
この漢字、ご覧頂いて分かる通り、大変画数の多い漢字です。その総画数、58画。大抵の日本人の名前の総画数より多いでしょう。
この「ビャンビャン」と呼ばれる名前の由来は一説には麺を打ちつける時に鳴る音から名づけられたとか。確かに、製麺の様子を見ていると麺がビャンビャンしなっていますね。
↓出来上がったビャンビャン麺がこちら。(ゴツい漢字の割には)ほうとうのような平たい麺、といった感じです。 ↓麺を持ち上げてみると・・・この平麺が延々続きます。なかなか端まで辿りつかず意外と食べづらい。 ↓店内にはこの字が飾ってありました。この漢字を上手に書けたら素敵です。
ちなみにこの漢字、現地の人も流石に覚えられないようで、この漢字を覚えるための「詩」が存在します。常用漢字でもないので通常は表記すらままなりませんがそれでも脈々と受け継がれていく裏には秘訣があったのですね。
今回のご紹介はここまでとさせていただきます。日本人にも口馴染みの良い麺ですので、機会がありましたらぜひ、ご賞味ください。
本日のハケタンつぶやき
この漢字は本当に難しいため、実際の注文メニューには、「biangbiang面」と表記されることがほとんど。ですので、実際は難なく注文できてしまいます。笑